経済を持続的に成長させ、人々の厚生を向上させるための課題として、
経済社会の制度的枠組みやメカニズムを探求することや、技術革新の方法や企業・産業の新陳代謝の促進など市場を取り巻く経済・経営環境を逐次改善していくための政策を検討することが重要であるのは論を俟たない。
これに関わる具体的な研究課題の設定やアプローチにはさまざまなものがあり、異なる研究分野の者が交流することによって、重層的な分析が可能になるとともに、新たな知見や研究課題の獲得に至ることが大いに考えられる。
当学会は、主として、九州在住の経済学・経営学・会計学およびこれら隣接分野の研究を行う者をもって組織し、
九州経済はもとより、日本・アジア・世界経済を上記課題に即して検討し、その成果を、研究発表などの相互交流や査読付き論文集の公刊を通じて、広く九州内外に発信していくことを目指すものとする。